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優秀なアカウント(営業)は不可欠:クリエイティブ ディレクターが語るアカウントマネジメントの必要性

By: Aquent

優秀なエージェンシー(広告代理店)のアカウントマネージャーは、その給与に見合うだけの価値がある。では、どうすれば全員が相応の評価を受けられるようになるのだろうか?

LAST UPDATED: 2022/04/04

クリエイター、マーケターの転職活動に役立つ記事を、各国のAquentよりピックアップし、翻訳してお送りしています。今回は、エイクエント Australiaより、アカウントディレクターやチームの重要性についてお届けします!



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LinkedInの薄っぺらい話やクリックが欲しいだけの投稿をスクロールしていると(正直、なぜこんなことをするのだろう)、「私はクリエイティブエージェンシーのファウンダーで、アカウントマネージャーを使うのは好きじゃない」という投稿に、思わず引き戻された。

正直これには驚いて、Botで作成された投稿かと思った。クライアントとクリエイティブたちが共に直接やりとりでき、そしてアカウントサービス(営業)が間に入らないエージェンシーモデルを広く支持しているように見える。 狂気だと思った。

私は、この投稿に元同僚が「これには大反対」とだけコメントしていることに気づいた。現在はエージェンシーの創設者でもありストラテジストであるこのコメント主を始め、小さいながらも増えつつある否定的な意見に、私も自分の声を加えなければと思った。

‘ 私はクリエイティブディレクターとして、私たちの素晴らしいアカウントサービスチームが「言葉やビジュアル」を駆使して提供してくれるサービス、パートナーシップ、そして時には私たちを守る盾になってくれることに感謝しています ’

でも、どうしてこんなことになってしまったのだろう? なぜこの業界の多くの人は、アカウントマネジメントの仕事や人たちを軽視したがるのだろうか? そして、どうすれば彼らが相応の評価を受けられるようになるのだろうか? そこでいくつかのアイデアがある。

広告業界では、アカウントマネジメントが正当な評価を受けることはほとんどない

クライアントにとっては不必要なほど物事を複雑にする業界の習慣や、ソーシャルメディア上でたまに(時にはかなり)不快にさせられることを擁護するつもりはない。またこの業界は、マネジメントポジションの女性、無給の残業への期待、不必要にストレスの多い職場環境による精神衛生への影響など、現実的な問題を抱えているのも事実。業界として、明らかに整理しなければならないことはたくさんある。

しかし、私たちはアカウントマネジメントが広告業界で最もやりがいのある仕事のひとつであることを、もっとうまく説明することも必要だろう。賢い人たちや面白い人たちと一緒に仕事をし、ビジネス上の重要な課題の核心に迫り、意義のあるものを生み出すことに貢献することができる。あるいは、新しいおやつを発売することだってある。いずれにせよ、それはクリエイティブな行為であり、そしてその創作物は、やりがいのある娯楽である。

広告業界で最もエネルギーを消耗する仕事の1つは、不幸なクライアントに対応すること。これもアカウントの仕事の一部

私はクライアントが大好きであることは誤解しないでほしい。特に、クライアントが解決しようとしている課題に興味があり、より多くのクライアントと密接に仕事をする機会を与えてくれるエージェンシーに入社した。

しかし、ハイパフォーマンスなクライアント(ブランドと個人の両方)を惹きつけることの副作用として、彼らのスタンダードは常に非常に高い。この基準を満たさない場合、彼らは私たちに連絡してくる。「私たち」というのは、アカウントサービス チームのことで、メッセージの受信者(通常はアカウントチームのトップ)とメッセージの原因(通常は仕事)を混同するのは、あまりにも単純である(そして逆効果である)。

アカウントメンバーの役割は、部屋の中のサーモスタット(温度を一定に保つための装置)

クライアントの冷静で計算高い要求と、クリエイターのアイデアや可能性による白熱した興奮の狭間にいるのがこの仕事である。アカウントサービスが、主要なクライアントと関わる際に果たす機能的な役割(時間や予算内で物事が進むようにする、リソースや専門家を探す、クライアントにアイデアを提供し続けるなど)は数え切れないが、おそらく最も価値のある貢献は、代理店とクライアント、制作パートナーなど全ての間の仲介者となることだろう。部屋の温度がみんなにとって快適であるようにするのが大きな役割である。

クライアントがエージェンシーを使い、対価を払い続ける理由は「最前線にいる人材」

もしあなたが、エージェンシーがクリエイターにとって魅力的な職場やリソースを提供し続けるには、顧客との長期的な関係構築と解約率を下げることが必要である、と理解できるなら、このことも認めることができるだろう:新規クライアントは通常、ピッチの最後に、戦略的な洞察力とクリエイティブな能力に基づいてエージェンシーを選ぶ。しかし、クライアントがそのエージェンシーに留まるかどうかは、アカウントハンドリングの直接的な結果である「関係の質」に基づいて決定されている。

優秀なエージェンシーのアカウント(営業)は、その価値に見合った報酬を得るべき存在である。しかし、この業界の問題は、アカウントサービスに対する適切な報酬を知らないということである。プロジェクトマネージメントも然り。

アカウントのトップは、私たちよりもコラボレーションに長けている

すべての素晴らしいクリエイティブワークは、コラボレーションから生まれる。多くのエージェンシーのウェブサイトをざっと見ただけでも、多くのエージェンシーが「コラボレーション」を企業文化の礎、重要な価値の1つ、あるいは他社との差別化ポイントであると主張していることがわかる。

コラボレーションは誰のものだろうか? 私がアイデアを出し、ストラテジストがインサイトを作り、プロジェクトマネージャーが予算とスケジュールを冷徹に守り、クライアントが結果にフォーカスしている間、これらの布を縫い合わせて私たち全員が身につけることができるものを作るのは、アカウントのトップの仕事である。プロジェクトが大きければ大きいほど、また重要であればあるほど、それを推進するコラボレーションの良し悪しによって、プロジェクトの成否が決まります。

コラボレーションを賞賛する一方で、それを実現させる責任者を否定するのは、理解に苦しむ。

企業がアカウントディレクターに投資しないから、大切にできていない

アカウントのトップはビジネスのさまざまな側面に精通していなければならず、その幅を十分にカバーするカリキュラムを考えるのは難しい。あるいは、彼らのほとんどが「より良いもの」に向かっていると先回りして考えているのかもしれない。もしくは、業界としてアカウントサービスのトレーニングやスキルへの投資が少ないため、彼らの貢献を尊重していないだけかもしれない。コピースクール、デザインコース、プランニングアカデミー、戦略スプリント、メディアトレーニングなどを学ぶ機関には事欠かない一方で、一般的にトップ人材は自分で考えなければいけない。ニワトリと卵である。(というか、その逆か?)

私たちのエージェンシーの創設者であるTim Sands(自身も元アカウント部門のトップ)にその役割の定義を尋ねたところ、彼は「クリエイティブ、ビジネス、人間関係の3つの円の重なる部分」と表現した。

ジェネラルマネージャーのRachael Webbは、この問題が持ち上がったことは良いことだけど、自分の手柄ではないと言っている。「クライアント サービスは、感謝されることのない役割です。でも私たちが正しい仕事をすれば、私たちの練った戦略やクリエイティブな仲間たちが輝けるのです」

もしかしたら、私はソーシャルメディアの餌食になっただけで、スクロールを続けていればよかったのかもしれない。ただ、この業界にいる全員が相応の評価を得られれば、より良い業界となると願っているだけなのだ。アカウントサービスの関与は、クライアントが「クリエイティブに直接関わることができなくなる」ことを意味するという主張に対して、私はシンプルにこう対抗する。

当社のクリエイターたちは、クライアントと直接仕事をすることが非常に多い。ただ、決して一人で対応させることはしない。

About Author

Barrie Seppings : Splendid GroupのExecutive Creative Director。作家、クリエイター、ストラテジストでもあり、複雑な仕事を日々こなしているが、サーフィン、バイク、写真、コーヒーなど、生活ではシンプルなものを好んでいる。

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【原文】 

働き方を変えたい、自分に合った職場を見つけたいクリエイター 、デザイナー、マーケターの皆さん。エイクエントのエージェントに、ぜひ一度ご相談ください。



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